登場人物紹介

 

暮無(クレノ)譲葉(ユズハ)
主人公。強力な《ビジター》で、力そのものは誰よりも大きい。 暗殺者組織『白焔』に所属していた生まれついての殺戮者。感受性や表現力などの情緒に関する事柄が異様に未発達。それゆえか、あらゆる感情が希薄で、自らの意志がほとんどない。他者の命令が行動理由の全て。

辻正(ツジマサ)玲奈(レイナ)
並の《ビジター》。暗殺組織『白焔』に身を置いていたが、その方針には不満を持っていた。『白焔』壊滅後、常日頃より気の毒に思っていた少女・ユズハを連れて逃走。ユズハを妹のように思っていたが、その心の禍々しい闇を認識する事はなかった。

皇(スメラギ)帝(ミカド)
影の主人公。《ビジター》としての力は並だが、凄まじいまでの格闘センスと射撃技能、そして天才的な理論戦術展開により、総合的な戦闘能力は圧倒的。凶暴な本能を底なしの精神力で飼いならしている。趣味は殺戮。特技は殺戮。おかげで世界中の武装神威警察に追われるが、追っ手もついでに殺戮。しかしどこかやんちゃな雰囲気を宿し、気に入った人物には結構優しい。

八並(ヤナラビ)康(コウ)
ミカドの元で庇護されている少年。《ビジター》ではない生粋の人間。無邪気で朗らかな言動は周囲を癒すが、その意識の深奥には照らされない陰りが在る。

告死天使アズラエル
敵役筆頭。あらゆる戦況に対応できる不滅の汎用兵器。痩身の男の姿をとっているが、本質はまったくかけはなれたもの。自称“最強の天使”。あながち慢心ではなく、仮に天使同士で殺し合った場合、最後に生き残るのは間違いなく彼である。《ビジター》の殲滅に非常に積極的で、撃破数は天使中トップ。

告死天使サマエル
敵役の参謀。最優の《ビジター》知覚能力を用いる、戦術レベルでの指揮官。機動式準戦略級粒子砲の遠隔操作も彼にしか出来ない。直接的な戦闘能力はまったくないため、彼の身辺を守る黄道十二宮天使は近接戦闘において最高の技量を持つ者ばかりである。

告死天使アドニエル
アズラエルと並ぶユノ教会の両翼。効率の良い大量殺戮を主眼とした殲滅兵器。非常に人間的な感情をもっている点でもアズラエルと似ており、少年の姿をしているサマエルを何かと構う。

告死天使カフジエル
凶悪な戦闘スタイルと異様な寡黙さによって、恐怖の偶像として見られる異端者。単体の強敵を打倒することを主眼とした終局兵器。十年前までは普通にしゃべり、感情も有していたという。

黄道十二宮天使ハマエル
アズラエル旗下の天使。聖女への敬愛と不屈の闘志を兼ね合わせる模範的な使徒。攻撃能力は爆発を宿す拳。“飛来”ではなく“発生”する攻撃のため、体術でかわすことは困難。

黄道十二宮天使カンビエル
カフジエル旗下の天使。人当たりがよく穏やかな人格者。攻撃能力は灼熱する両腕と高い身体能力。

皇(スメラギ)十座(ジュウザ)
ミカドの父親にして《ビジター》。信頼と殺意に支えられた親子関係であったが、そのどちらも満たされないまま、十年前に告死天使を含む教会の討伐部隊に敗れて死ぬ。ミカドと同じく、格闘センスや射撃技能などの部分で理不尽なまでに強力。ミカドとの違いは、《ビジター》能力の面でも圧倒的であったこと。

秋叢(アキムラ)志郎(シロウ)
最も強力な《ビジター》。史上最強絶対無敵という馬鹿馬鹿しい形容がそのまま当てはまる規格外の魔人。天使と《ビジター》の抗争にはまったく興味なし。

屍(カバネ)死人(シビト)
ユノ教会の実質的なリーダー。自身はただの人間。サマエルが戦術規模での指揮官なら、彼は戦略規模での指導者である。“聖女猊下”の思いを唯一完全に理解する。





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